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第26回キャリアコンサルタント実技試験面接対策を終えて
10WILL 丹原です。
今までは「キャリア相談」を受けると、
実技面接試験が上手くいくのでその対応をしてきました。
前回の25期の方で、
「キャリアコンサルタントになろうとしているのに、キャリアコンサルティングを知らないとはこれいかに!」
と言って、「キャリア相談」を受けられた方がおられ、またそのお言葉に刺さった方が多くおられて、
結構の方が受けに来られました。面白いことに、本当に自身に悩みがあって本当のご相談をされました方は、
「おーこれがキャリアコンサルティングなんだー!なんて清々しい、すっきりした気持ちになれるんだー」
と言って、1時間5,000円が安すぎると異口同音のお言葉をいただき、
自分もキャリアコンサルタントの資格を取得して、世のためひとのために関わりたいとおっしゃっられていました。
そういった方はやはり皆さん合格されました。
(女性の方は、大抵の方が涙されて、スッキリされておられます)(手前みそでお恥ずかしいのですが)
キャリアコンサルタントとは何か?の本質を垣間見られたのだと思います。
そこで第26回の今回は、実技面接対策の講座を開講して、
「キャリアコンサルタントとは何か?」の本質を理解していただくことによって、
試験の本質と意義に迫りました。
でもそれが結果的に、「教えることは教わること」で、自身の理解が増す結果となり、
やっと頭の中を整理することが出来たと思います。
実は数か月前に、仲の良かった女性のキャリア相談を受けました。
もちろん多重関係は上手くいかないと頭の中で理解しながら関わりましたが、
結果はやはり上手くいかなかったと自身で感じ、相談者も同じ思いでした。
まわりはのべ1万人に関わったと一目置かれることをおっしゃりますが、
私からすると1回1回の相談は、初めての対応と思って臨んでいます。
なぜなら、人はホント十人十色、百人百様なので、いつも
「今日は相談者がご満足を感じてもらえる関わりが出来るか」と気を引き締めて臨んでおります。
それでも失敗することがあるということです。
それが今回この講座で説明していると、自身の頭が整理されて、
「なぜ失敗したのか」を今では明確な説明が出来るようになりました。
かなりまた
キャリアコンサルティングの精度が上がった思いです。
ロジャースの傾聴の三原則を熟考して本質に迫るとすべて説明がつきました。
私自身もキャリアコンサルタントの資格を取得した時点では、正直理解できていたとは言えません。
やっと人に話して、「なるほど」と思っていただけるレベルになりました。
まさに自己一致・無条件の肯定的関心・共感的理解です。
今度は受講された方が、「やっと理解できた!」というお声を多くいただくことが出来ました。
ただ知っていることと、出来ること(実技面接・ロープレ)は違うとも…おっしゃっておられました。
リーフレットに「ロープレ練習」出来ていなくても、
まだ間に合うと記載していますが、ちょっとは練習していないとあまりにつけ焼刃は…(汗)