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第26回キャリアコンサルタント実技試験面接対策で語ったこと
10WILLの丹原です。

私は13回のキャリアコンサルタントの試験を受けて資格を取得しましたが、

それからハローワークに3年間勤務した後、会社を立ち上げました。

この5年間で、「キャリア相談」をのべ1万回やって来て、

やっと自分なりの関わりを身に着けたとは思いますが、

それでも十人十色、百人百様で、

いつも相談者様に関わる際に身が引き締まる思いです。

上手く関われる時もあれば、何百回に一回は、「やってしまったー」と

後に後悔の念に苛まれることもあります。そういったすべてを自分の中に内包して、

いつも「初心忘るべからず」で臨んでいます。

ところがこの数年は、受験生の方に試験対策で関わらせていただき、お代金を頂戴しておりますので、

必死に上手くいっていただくように関わってきました。

そうするとまた面白いことが起こり、受験生の「キャリア相談」の関わりを

ロープレという15分の中で見させていただき、また受験生のわからいことのご質問を聴いているうちに、

私自身が経験してきた(本物の)「キャリア相談」の一つ一つが体系化されていく感覚を覚えました。

今までは、体験談を(もちろん守秘義務の範囲内で、誰の話とわからないよう一般論として)

語ることにおいて、

暗黙知(個人の経験や勘に基づく、簡単に言語化できない知識)で、受験生に説明していました。

だから、理解してもらうにも受験生の知識や経験により、理解度に当然差が出てしまっていたように思います。

そしてそれをどうすれば、理解度が平準化できるかを考えること3年、やっと自身の中で、「腹落ち」しました。

まさに、「真理(物事の本質)を探究する」とはこのことです。

ずうーと、突き詰めて、突き詰めてやっと天から「答え」が降りてきた感覚です。

それによって、私自身もやっと「キャリア相談」において、なぜ上手くいったり、

いかなかったりが起こるのかがハッキリいたしました!

お代金を頂戴して、「教えることが教わること」となり、本当にありがたく感謝しかありません。

その真理とは、

キャリアコンサルタントとは何なのか?またキャリアコンサルティングとは?

相談者の思いは?

これを明確にお話しすると、受験生の皆さんは、本当に「もっと早くに出逢いたかったー」

「学校の説明を何度聴いてもわからなかったけれど、

10WILLの講義を聴いて、滅茶苦茶理解できた!」というお言葉をいっぱいいただくことが出来ました。

(手前みそで申し訳ございません。本当のことなので、書かせていただきました)

物事の本質は、「中庸」に答えがあります。

キャリアコンサルタント自身が自己一致していないと、相談者はそのキャリアコンサルタントを選ばないでしょう。

そのためにも「思い込み」を捨てて、「中庸」で常に相談者と関わらなければなりません。

今日は、ここまでで(笑)

次回は、「真理を探究する」ことが、人生のすべてであり、

この世に生きる意味であることをあるセミナーで教わったお話を

させていただきます。