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第28回キャリアコンサルタント実技面接試験対策について
20250317 vol.12 10WILL代表 丹原 今年は、毎週月曜日にブログを掲載して参ります。
今回も多くの受験生の方に、10WILLのキャリアコンサルタント実技面接対策を受講いただき感謝です。
最後の22日、23日に向けてラストスパート!一緒に頑張ります!!
まだ、終わっておりませんが、途中経過として以前と少し変化してきいる点についてお伝えしたいと思います。
① 受験生の年代に変化(前回も記載しましたが…)
② 景気が悪化してきている!?
①については、以前は相談ごとを乗るには、経験豊富なベテランがいいという空気が世上にはあった影響か、キャリアコンサルタントの資格を取得
される方は、50代を中心に40~60代前半までが中心だったように思います。
5年前では、20代の方はほとんど見当たらなかったように思います。
ところが現在は、人材・派遣紹介が若手の労働不足で活況となり、勤務されている若者が受験されたり、企業の人事・労務関係の若手社員が受験され
たりで、かなり受験数の増加となっている状況です。
現に、第28回の受験生のロープレ練習に顔を出さしてもらった際も、5年前と年代の違いを感じました。「20~30代の年代が増えたな」が実感
です。ちなみにデータでは、第27回の合格者でみると20~30代が約3分の1を占めるほどとなっております。学科は、予想通り年代別の合格率
は20代(30歳未満と表記されているので、10代含む?)が一番高く約70%、次に30代で約66%、40代で約61%、50代で約55%、
60代で約49%、70代で約20%と、若い年代ほど合格率が高くなっています。
まあ、私もそうですが、20代の頃と比較して記憶力の低下は否めないですね…
さて、実技試験はどうかと言いますと、年代別で合格率が高いのは、30代で約72%、40代で約71%、そして20代で約67%、50代が約
67%、そして70代で約13%となっています。
これは、今までロープレ練習を何百回と関わらせていただきわかったことですが、若い人ほど「素直」であると感じました。傾聴とは何か?人の話を
聴くという行為を素直に捉えているように感じました。一方、ベテランの50~60代の方は、それなりにもう自身の「働き方」や「働く」ことへの
価値もしっかりとお持ちで、「悩み」の乗り越え方も経験されておられる方も多いと思います。
実は、これが大きな仇となっているところを何度もオブザーバーで見ました。特に、セミナーなどの講師や教育係、面接官・指導員を長く経験して
おられる方(実務者経験者など)は、この関わりからなかなか抜けることが出来ない傾向にあります。
そう、それが【アンコンシャス・バイアス※】です!
※自分では気づいていない思い込みや偏見、偏った見方のこと。『問題点』気づかないうちに「思い込み」「決めつけ」たり、「誘導」してしまう。
キャリアコンサルタント役のご本人は、相談者の関わりが「出来た!」「上手くいった!」と思われますが、面接官はお見通しです。態度・表情・質
問の内容からすぐわかります。だから、【都市伝説】で養成講座のクラスで、エース(リーダー格)が落ちると言われるのはこのことです。
予め言っておきますが、今までの経験のお仕事とキャリアコンサルティングは、ワンオンワンの話し合いでも非なるものなのです!
養成講座にならったロジャースの傾聴の三原則の「自己一致・無条件の肯定的関心・共感的理解」が、そこには残念ながら存在しません。
たまに面接官が、「この相談者の悩みは何ですか?」と、受験生に聞かれることがあると聴きました。この意味を今一度、噛みしめてみてください。
ロープレでそういった場面に出くわすと、本当に勉強になるなあと感心します。
こういった方は、どうしても相談者の話を聞いていても、自身の頭に「思い込み」が発生してしまいます。だから、指導的・誘導的な質問を投げかけ
たりしておられます。その度に、私は気づかされるのです。この方は、今生まれ変わろうとされている!ワンランク上の存在に!!
なぜなら、この修業は、今までワンオンワンで人と関わってきたり、講師を務めて一方的にお話をしてこられた方が、聴き手の方の「心の声」を聴く
訓練だからです。
確かに、ベテランにすれば15分もあれば、「ハイハイ、わかるわかる!」とアンコンシャス・バイアスよろしくでこうだよねと答えが見えると感じる
かもしれませんが、そんなことは実は、相談者は求めていないのです。
実は自己開示しますと、私も営業で何十年もやってきて、多くの方と商談をするうちに、話の先を考える癖が染みついていたと思います。
でも、キャリアコンサルティングでは、それはキャリアコンサルタントの思い上がりで大きな勘違いなのです。
本当に、相談者の悩みを聴いていないのです! たぶん、聴力100%ではなく、自身の脳みその思考が数十%占めていると思います。だから、聴力
は数十%を引いた分となりますので、相手はそれを感じています。
これを身につけられた実務者経験者や、セミナーの講師や教育係の方は話すだけではなく、「中庸」のある相手の方を慮った人物となり「本物」の
尊敬される方へと転身を遂げると、ロープレを通じて垣間見た思いです。
私みたいな者が偉そうには言えませんが、人生は修行なので、この本質に気づかれて相談者に関われるようになられた暁には、傾聴で本当の「ラポ
ール」を形成できた後は、本当に相談者が考える悩みをしっかりと受け止めて、「方策の実行」へ移ることが出来ると思います。
残念ながら、この領域がベテランの強みであり人生そのものであると思います。
一人でも多くの方がこの領域に到達して、多くの方々を導ける世の中を祈願いたします。
最後に②は、10WILLで受講される方が、上記の方が多く、少し生活に余裕があるのかなと感じました。
ただ皆さん、異口同音「自身に投資する!」とのこと。どうしても、仲間内でロープレ練習しているとほめてくれるけれど、自身の欠点がわかりにく
く、フィードバックが腹落ちしないとのこと。
でも当然です。受験生同士なので(笑)
一番怖いのは合格することです。国家資格と名乗り、1時間のキャリア相談をやってくれと人から言われて、本物を知っているかです…