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降りてくる力を「利他の精神」で!
20250707 vol.28 10WILL代表 丹原 今年は、毎週月曜日にブログを掲載して参ります。
子供の頃から、他人(ヒト)からよく発想力が違うと言われてきて、なぜかアイデアが頭に浮かぶ、いや降りてくると言った方がいいかもしれない。
最初は、みんなもそうだろうと思っていたのですが、年を重ねるごとに「そうではないこと」を知りました。
周りからなぜそんな発想が生まれるのかと聞かれると、実はそこに論理的な思考がないからです。もちろん、AIのごとくディプランニングよろしくで
多くのあらゆる情報を頭の中に入ったら、それを寝かせて熟成させる。そして、他のことを考えていたりやっていたりすると、「ふっと」降りてくる
といった感じ。まさにジェームスW・ヤング著「アイデアのつくり方」です。
以前、一緒に仕事をしていたDさんから、その降りてくる感覚がわからないと言われて、どう説明していいのか閉口したものです。
昔からアイデアが浮かびやすい場所や状況を、西洋では4bと言われ、「Bathroom(お風呂)」、「Bus(移動中)」、「Bed(寝室)」、「Bar
(お酒を飲んでいる時)」を指し、いわゆるリラックスが出来て、思考が自由になるため、創造的なひらめきが起こりやすいと考えられていました。
ちなみに、中国では1000年以上前から三上(さんじょう)と言われ、「馬上(ばじょう)馬に乗っている時」、「枕上(ちんじょう)寝床にいると
き」、「厠上(しじょう)トイレにいる時」を指しました。
確かに、エジソンなど偉人は、常にアイデアが降りてきた時に、メモを取れるようにしていたと聞きますが、私も寝る時や朝方の目覚めのまどろんで
いる時に、考えていたことが急に答えとなって現れることがよくありました。
ただ不思議なことに、私はその降りてきたことが、自身の利(私欲)になるよう考えると、あまり役立つことはありませんでした。いや、むしろよろ
しくない方向へと、向かうことが多かったように思います。
ですからここ数年、世のため人のために真剣に考えて降りてきたことは、すごく導かれていることが多いように感じます。
昨日、第29回キャリアコンサルタントの学科・論述試験があり、これから受験生の合格に向けて、関わっていきますが、第一義は受験生の合格を目
指して、一緒に頑張る所存です。