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続・先のない道を行くには…
20250721 vol.30  10WILL代表 丹原  今年は、毎週月曜日にブログを掲載して参ります。



続きです。

私はキャリアコンサルタントなので、まずは決めつけず、思い込まずと考え直すことにしました。

日頃から直観が働く方で、辞める話の出る前に東京メンバー6人とオンラインでミーティングをしていた時のことです。仲間うちでボランティアでお願

いごとがあり打ち合わせをしていたのですが、その他にもその女性に頼みごとを言いかけると、用事があると間髪入れずに断られました。その際に、

パソコンの画面越しにふっと「思っていたのと違う…」といった表情を読み取った気がしました。その時に、ふっと辞めるかも?と感じましたが、ま

た次の話となり、そんな気持ちもすぐに忘れてしまいました。

そしてその数日後、彼女は去っていきました…

彼女の語った言葉の中から、一つ一つ考えてみますと、確かに”なぜ、辞める選択をしたのか?”が少しわかったような気がしました。

一つは先日の東京メンバーでのオンラインでのミーティング、6人中彼女を除いて5人が50代、60代でした。詳細は、個人情報の関係で記載できませ

んが、やはり価値観の違いがあるように思います。いわゆるタイパ・コスパの考え方かなと思い出されました。

詳細を語らずにお話を進めると、理解しにくいと思いますが、時間の捉え方の概念が20代と、50、60代では違うと感じました。メンバーが特に

そうですが、50、60代の徳ある方々は「損して得取れ」的な人への施しは、また返ってくるといった概念や、結局気づくと自分のためになっていたと

いうことの経験則が働き、自然と嫌な顔をせずにご協力してくれているので理解できないのではと思います。(少し思い込みが入っていますね…)


ちなみに20代の男性、女性にこの話をしてみると、自分たちはそうではないけれどと言った上で、「なんとなくわかるような気がする」とのこと。

今の若者の傾向として、物事を長い先の視点で捉えていないと思うとのこと。働いても社会保険料などの税金ですごく引かれて、将来自分たちには

返ってこないと考える若者が多いので、正直未来が明るいとは思っていないと思うとのこと。

だから、どうしても刹那的な考え方になってしまうという意見を聴いて、なるほどと考えさせられてしまいました。

もちろん、すべての若者がそう考えているとは思いませんが、肯定的関心を持つべきことだと思いました。

自身はこれから何が出来るのか、周りの方々を考えていきたいと思います。