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いったい地球はどうなってしまうのだろう……
20250901 vol.36 10WILL代表 丹原 今年は、毎週月曜日にブログを掲載して参ります。
203X年8月、ついに地表を歩くことも出来なくなってしまった…気づけば夏は地下に潜っての生活が当たり前になってしまった。
人と関わることも一年のうち数える程度。春・秋はなくなり、殺人的な夏が過ぎてほっとしたのもつかの間、すぐに寒くなって、そして今度は雪や氷
の極寒の世界が待っている。気象予報のようなことは門外漢なのでここでは語れないが、ただ日本の四季が遠い昔いのように感じて懐かしく、これで
もかこれでもかとやって来るこの住みづらい環境に、人間は不思議と順応しているように思えて可笑しくなってしまう。人は極限を超えると、たぶん
笑うしかないのかもしれない。ただ、みんな知っていることはどんなに対処療法的に対応したところで、この環境を生み出したのは、紛れもなく人類
のエゴ(欲望)でしかない。ガイア理論の地球自身が生命体で、それを人間が生み出す欲が蝕んだ結果であるのは事実だ。
世界の人口も90億人を予測していたが、それはこの食糧難や地下での生活、そしてあまりに激しい気候変動で寿命が縮まり、ゆるやかに減少している
ことは、地球にとっては救いか?
しかし、人類の順応性には驚かされる。2020年代から、オンラインでの仕事も日常となり、AIの発達で人との関わりを補ってくれているのも事実。
そして、人との交流がないので、お札(お金)のやり取りはなくなり早数年。今ではネットでの電子決済ですべて完結される。最初は、抵抗のあった
マイナンバーと保険証や免許証の紐づけ、今ではすべての銀行・証券の決済のお陰で、地下に潜ったまま何でも対応ができる。(登録番号があれば)
ストレスもVRの疑似体験でさほど感じない。ただ、ふとこれが本当の幸せなのかは、果たしてどうなのか、ふと思うときはあるが、またすぐ忘れる。
いや、忘れるようにしようと考える。
ここまで殺人的な暑さではなかった時に、ある東大の先生がアスファルトをひっぺ剝がして、地球に呼吸させてあげれば人類も救われて、そして今度
は、剥がす作業で、本当の地球にやさしい仕事が増えるのに…とおっしゃっていたのが懐かしい。
今は、食べる楽しみもVRで味わうのが、物足りないことかな…
もう、あの棚田や砂利道や、とんぼやうちわや風鈴も帰って来なんだな…
そこで、うだる暑さの中、クーラーの利きが悪く目が覚めた。
今は2025年9月に入った。まだ東京・大阪でも33~35℃の暑さで、日差しの強さにやられてしまう。
毎年、毎年更新する殺人的暑さやゲリラ豪雨を対処療法で、果たして先ほどの夢を打ち消す策はあるのだろうか…
さあ、今から父の畑に水をやりに行くか!植物も同じ生命体なので、やさしくしないと!