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とぐろを巻く時は熟考もありかな…
20250922 vol.39 10WILL代表 丹原 今年は、毎週月曜日にブログを掲載して参ります。
誰しも変化する時、エネルギーを多く消費するので、出来れば変化しないで済むなら平々凡々でいたいと思う人が多いと思います。特に、「転機」を
迎えると、不安に思い精神的にしんどくなるのは当たり前。仕事で新しい部署移動でも、「今度の仕事内容はどうだろうか?部署に溶け込めるだろ
うか?」など、色々考える方もおられるでしょう。まして、転職となるともっと精神的負担があると思います。
実は、私は人生における「転機」でそれほど、悩まなかった方かもしれません。そう、能天気な方で、どこかで必ず上手くいくとプラス思考で、こと
にあたる性格でした。それと、自分は小さい人間(器が小さい?)で、大したことはやっていないと思っていたのも事実です。
でも、今は少し悩んで慎重に歩むように考えております。自身の器を超えた会社を設立して、自分の力で稼がなければならないからです。正直、こん
な大変だとは想像だにしていませんでした。雇われが圧倒的に楽だと、知っていたつもりでも全然、腹落ちしていなかったと思います。
でも、資本金としてお金をつぎ込み、会社を設立して後悔はありません。なぜなら、今まで見えなかった景色が観ることが出来たからです。
そして何よりも多くの「感謝」が生れました。周りの人の助け、そして言動に人生が豊かに彩られたからです。そう、今まで小さな人間の視野が広が
ったという感じです。
営業中心(30年近く)の社会人生活で、それなりの学びもありましたが、ここ数年の学びはすごい勢いです。だから「人間の器」がついていっていな
い感じがします。それと60歳という厄年を迎えて、正直、バイオリズムと言いますか、波長が良くないように感じることが多く、何をやっても上手
くいかないことが多いのも事実です。そんな時は、いつも松下幸之助さんの「とぐろを巻く」で、焦らずじっとして、無駄に動かないという教えを、
いつも旨としています。でも、人間なので、やっぱり焦るし動いてしまう…そうしたら、上手くいかない!
さすがに凹みますね。人間だもの(涙)
ただ、こんな時って、関わる人の人間力がとてもよく見えます。本当に、私なんか足元にも及ばない人間力の高い人もいれば、逆に自我が強く「中
庸」のない方や猜疑心の強い方など…とにかく、足元すくわれないように、「感謝」を忘れず焦らないように、「継続は力なり」で頑張りたいと思い
ます。しんどい時は、成長している証と考えて、いくつになっても「学び」と捉えて前進していきます。あ、今はとぐろを巻く時かな?(笑)

