.webp){kind=icon}
blog
修行なりPart-2
202511024 vol.48 10WILL代表 丹原 今年は、毎週月曜日にブログを掲載して参ります。
前回、キャリア相談の「ロールプレイ」が修行というお話をさせていただきましたが、修行をするにも”思い”が大切だと感じております。
そこで、私はいつも受験生の方に、なぜこのキャリアコンサルタントの資格を取得したいのかの思いを聴かせていただいておりますが、その際に
私の会社の理念とその思いについてもお話をさせていただいております。以前のブログで、何度も書いているかとは思いますが、公務と個別で1万人の
「キャリア相談」をさせていただき、気づいたことは、どんなすべての人にも「天賦の才」があり、唯一無二の存在であり、必ずこの世に存在する
意義があるということを本当に感じました。自信がないと言う人も、その環境やその（その人にとって相応しい、いわゆるこの世で必要とされる）時
がまだ来ていないだけであって、人生において必ず輝く時が来ることを感じさせていただきました。だから、私は相談者のお話を決して上辺で捉えず
魂（内面）で捉えるように心掛けて、傾聴するように致しました。まさに、受容と共感で真剣に関わり、そして客観視した視点で捉える感覚です。
だから、自信がないという相談者は、まず自身をどう捉えておられるのかをじっくりと聴いていき、自身への表現、例えば神経質とか細かい性格とい
った表現をされる場合、相談者の方の環境や職務から受け止めて、果たしてそうなのか？それが正しい考えなのかをじっくると相談者と考えていきま
ます。（ラポール形成後です）リフレーミングです。
そして、相談者が自身で長所と思っていることも、なぜそう思うのか？を徹底的に掘り下げていきます。例えば「電話対応が得意です」と言われても
人それぞれの得意なわけ（理由）が違うのです。それによってその相談者の唯一無二のいわゆる独自固有の長所に気づくことが出来ます。そうします
と、人は光るんです！ピカピカに輝きます！！輝くと、自身で活き活きと前を向いて歩まれました。
この世に生きる意義を見出すことが、人生にとってとても重要で、また優秀な人（偏差値が高いという意味ではございません）が、この自身を違った
角度から見つめるためにプロを活用していることも知りました。これが、人生で上手くいく人といかない人の差であることも…（私自身も若い時に
そうしていればと思うと少し悔しい思いです）
そんな輝く関わりをさせていただいた相談者には、「あなたに出逢えて人生が変わった」と言われ、私は「逆に関わらせていただき、ありがとうござ
います」と、お互い涙して”なんて幸せなんだろう”と感動いたしました。（手前味噌で申し訳ございません。）ですが、働いてお金をいただいて、こ
んな気持ちになれることに感謝しかありません。
この話を同じように、受験生にさせていただきますが、人によっては涙ぐんで聴かれて、試験の合否を考えるほど、ロールプレイを練習していないこ
とを恥じる受験生もおられ、もし合格したら自己研鑽を続けますと言われ、もし不合格なら、もっと練習することだと受け止めて頑張りますと言われ
ると、なんて尊い受験生の方なんだろうと、本当に心底、こんな方が一人でも多くキャリアコンサルタントになっていただき、世のため、人のために
役立って欲しいと思いました。ただ中には、正直、他人事のように話を受け止める受験生もおられるのも事実です。魂（人間の器）の問題でしょう
が、受け止める側のセンスのような気も致します。これから、ロボットのような無機質な人間も現れはじめて、息苦しい人間関係があらに増えるよう
な気がします。そんな時の一助になるキャリアコンサルタントが多く輩出されるように関わっていきたいと思います。