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ウラシマ効果で若返り
20251208 vol.50 10WILL代表 丹原 今年は、毎週月曜日にブログを掲載して参ります。
今回でブログも50回を迎えることが出来ました。当初は、一緒にやっていたDさんに「継続は力なり」を学んで欲しく、背中を見せるつもりで何が何
でも、毎週月曜日にUPすると誓ったお陰で続けることが出来ています。正直、それがなかったら続かなかったかもしれません(笑)。
23時過ぎから書き始めて、ギリギリに書き上げたこともあります。とにかく、何事も続けることはしんどい!でもそこに意義があります。現に、ずっ
と読んでいただいている方も数十人ほどおられて、有難い限りです。
当初は、書くネタが続くのか心配しておりましたが、まあ書くネタがあるもんですねえ。楽しんでアップしております。
そこで今日は区切りの50回なので、人生についての自論を展開したいと思います。100人のうち数人は、同じ考え方で生きておられる方に出逢いま
す。ただ、次回からは、「10WILLサークル」の愉快な仲間たちをご紹介していきたいと思います。メンバーで読んでくれていない人もいるので、好き
にかけると内心、楽しみにしています!記載した内容に異論がある方は、是非ブログの投稿をお待ちしております。受け付けますので(笑)
さて、今日のテーマは、私の人生論について今までの「生き方」から論じたいと思います。
大学時代、映画部で自主映画製作と映画鑑賞(年間100本)に明け暮れる毎日で、バイト代も映画製作につぎ込んでおりました。その当時は、ハリウ
ッド映画に心酔していて、正直かなり影響を受けていました。以前にもトム・クルーズ(トップガン)に憧れて髪型を真似して、痛い目に合ったエピ
ソードを書きましたが、人生自体がドラマのように思って生きていた感があります。ですから、自分というドラマの主人公として、常に楽しいことよ
りも、実は苦しいことや辛いことがあると、「来たー!!!!!」と、思ってこれをどう乗り越える、さあ、どうする!?とここがこのシーンの見せ
場と思って臨んでいたと思います。もちろん、特に仕事においては、20代の若い時は、今思えばそれほど大した責任のかかる仕事は任されていないの
でしんどい,辛いも40代50代とは、比べものにならないことでしたが、その時はそれなりに、やっぱり本人にとっては大変なんことだったと思います。
ですが、頭の中はトム・クルーズで、気づけば「ミッション・インポッシブル(不可能な任務)」のBGMを口ずさんでいました。これが、40代で課長
や次長など役職がつき、本当にまずい状況になっても、気づけばやっぱり「ミッション・インポッシブル」のBGMが頭に流れて、顔は全然違えども、
ほぼなりきっておりました。そんなある日、部長がそれに気づき、「お前、もしかしてゲーム感覚で仕事していないか?」といぶかしく言われました
が、心の中で、「ゲームじゃない!映画の主人公なんだよー」と叫んでおりました。さすがに50代の部長代行の時に、とんでもない事件が発生!
前任の部長がやらかしたことが、私が責任者の時に発生。役員に報告すると、顔がさっと青ざめて「俺は知らない。聴いてないことにする」と
逃げられてしましました。確かにこの問題は、下手したら、降格か左遷が濃厚の問題なので、「そりゃ、逃げるか?」と、客観的な捉え方をして
いたと思います。その時を思い返せば、脳からアドレナリンが出て、快感を感じていた自分がいました。そう、今回の作品(映画)は、絶体絶命!
す、凄すぎる!まさに「ミッション・インポッシブル(不可能な任務)」。さあ、どうやってこの難問を解決する!ちなみに、人はこんな話を聴くと
「え!?ドM?」という人がおりますが、心の中で「俺は人生の映画を撮ってるんだよ!」と言い返している自分がいます(笑)
ですから、実際の出来事なので、すべて映画のように、正直ハッピーエンドではないですし、それが小成功であっても全然、自分的にはOKなので
す!なぜなら、人生は筋書きのない物語なので、それでも全力で演じれば(対処すれば)、自身にとって「俺っていい役者」と酔えるからです。
ちなみに、絶体絶命のその問題、なんと奇跡の解決を遂げることが出来たのです!ですが、評価は、部下の女性の「よう、解決できましたねー💦
正直、部長終わったなあと思ってました!」と驚かれたことだけでした。そう、観客は一人でした。その一人に、圧巻のシーンを観せることが出来た
それがなんか嬉しかった。実は、その時はめちゃくちゃアドレナリンが出ているので、その週数間は時間が駆け抜けていたのです。ですから、その数
週間の時間が経つのは、あっという間でした。だから、私は楽しい時間ももちろんあっという間に過ぎますが、仕事で人が嫌だということもあっとい
う間に過ぎるので、たぶん人よりも頭(脳)の中の時間の捉え方が、アドレナリンの影響で遅いので、実際の時間の経過が早く感じていたと思いま
す。まさにウラシマ効果です。浦島太郎が竜宮城で乙姫様にもてなされ、村に戻ってみると親戚や村人はすでに何年も経って、死んでいたという話で
いわゆる頭の中の時間の経過と現実の時間の経過に差異があるということです。
人生に起こる出来事を、人それぞれ捉え方が違うので、この誰もが嫌がることや辛いことをどう捉えるかで人生が変わるというお話です。
ちなみに、人生振り返ってみると、不思議と辛かったことやしんどかったことが懐かしく思い出されることはありませんか?
そうなんです!人は、楽しいことよりも辛かったことやしんどかったことを経験している時の方が、確実に成長しているのだと思います。それは考え
るからだと思います。先ほどの絶体絶命の問題も、死ぬほど考えました。そして最適解をみつけ、これしかないという対応を致しました。そういう時
に成長する自分を感じて、また一皮むけた自分に出逢えることだと思います。これが60才を迎えた私の人生観です。

